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グロープラグを二度も交換 

▶ in メンテナンス posted 2014.12.15 Monday / 22:19

グロープラグとは・・

ディーゼルエンジンのグロープラグは、エンジンが冷えた状態の際、暖め着火を促す為に各シリンダーに装着された、電熱部品です。

デリカスペースギアディーゼルエンジン(4M40)のグロープラグ制御の概要

デリカスペースギアは、キーONで、グロープラグに電圧を加え加熱開始します。(プリグロー)
インパネ内にあるグロープラグが余熱中である事を示す「余熱中ランプ」が点灯、数秒で消え、エンジン始動可となります。
余熱中ランプが消えた後も一定時間(5秒程?)グローは加熱されており、エンジンをかけないと、エンジンをかける意思は無しと判断し、電圧(加熱)を切ります。
一方、エンジンをかけると、エンジンが冷えている状態から、エンジンが温まり十分な着火が確保出来るまで時間(3分間)、電圧を加え続け加熱、その後、切ります。
時間以外にもエンジンの温度センサーも併用、制御しておりますが、冷温時からのエンジン始動では、温度が規定温度まで上がるよりは先に3分の時間制御の方で加熱は切れるようです。
一方、エンジンが十分温まった状態では、短時間でオフとなります。
スペースギアのグロープラグの制御は、上記のような、時間、および検出温度により、単純な電圧オンオフの制御を行っているようです。

グロープラグ不良の症状

グロープラグが正常な場合、冷温時のエンジン始動時、余熱ランプが消えた後、セルモーターを回すとエンジンは「♪グォン」でかかりますが、
グロープラグが不良(完全に切れたり、抵抗が増え、発熱温度が下ったりする)になるとエンジンは「♪キュルキュルグォン」という感じでセルモーターが数秒回転してエンジンがかかるようになります。また、始動時、不完全燃焼で、マフラーから煙が出ることもあります。 
気温の比較的高い時(経験上15℃以上位でしょうか)や、エンジンが温まっている際には、グロープラグが不良でも始動出来ますので、グロープラグ不良に気付くようになるのは、15℃を下回るような、秋〜冬にかけてからが主です。

グロープラグ交換は4本全取替えが基本

グロープラグは4本中1本が不良になっても、あまり変化が無く、気付かず、グロープラグ不良を疑うようになる頃には、すでに複数不良になっている場合が多いと思われます。
4本中、正常なものも劣化が進んでいる状態と思いますので、グロープラグを取り替える際には、4本全取替えが基本です。

グロープラグ良否の簡易判定

グロープラグの良否は、グロープラグを連結するグロープレートを外し、4本のグロープラグそれぞれの抵抗値を測るのが目安となります。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 01

[グロープラグプレートを外した状態]

完全に切れている(抵抗∞)ものだけではなく、中には微妙に(数オーム程度)抵抗値が増えた状態で発熱不足となっているものもあるので厄介です。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 02

抵抗値が疑わしいものは、グロープラグをエンジンより外し、ヒューズを介しバッテリーから電圧を供給、発熱部の状態をチェックすると良いのですが、素人では良否の判断は難しいと思います。

グロープラグは車体の生産時期により二種類が使われている。

前期モデル途中でセラミックグローからメタルグローへ変更
ディーゼル2800ccエンジン(4M4Oエンジン) スペースギア のグロープラグはセラミックグロー/メタルグロー 二種類あります。
1994年8月〜1996年5月に生産された「前期型」スペースギアのグロープラグは「セラミックグロー」が使われ、「前期型」の途中、97モデルから「メタルグロー」が使われております。

スペースギア - セラミックグロープラグとメタルグロープラグ型番

セラミックグロープラグ仕様:1994年5月〜1996年5月 
セラミックグロープラグ型番 ME200970 生産時期により ME201638

メタルグロープラグ仕様:1996年6月〜2004年8月 (車台番号が 02******〜09******)
メタルグロープラグの型番 ME201632 もしくは ME203754
当初、ガイシの部分が黒色のものでしたが、製造途中で赤色(ボッシュ製?)ものへと変更になっており、2014年現在流通しているものはガイシが赤色のものです。
価格は・・・以前は、1本、2,500円位でしたが、現在は6,000円(税込)弱です。

以上が、デリカスペースギア2800ccディーゼルエンジン(4M40エンジン)使用のグロープラグの基本情報でした。




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グロープラグを二度も交換 

▶ in メンテナンス posted 2014.12.15 Monday / 22:19

その後の、グロープラグ関連話題(時短回路追加)もご覧ください。

グロープラグとは・・

ディーゼルエンジンのグロープラグは、エンジンが冷えた状態の際、暖め着火を促す為に各シリンダーに装着された、電熱部品です。

デリカスペースギアディーゼルエンジン(4M40)のグロープラグ制御の概要

デリカスペースギアは、キーONで、グロープラグに電圧を加え加熱開始します。(プリグロー)
インパネ内にあるグロープラグが余熱中である事を示す「余熱中ランプ」が点灯、数秒で消え、エンジン始動可となります。
余熱中ランプが消えた後も一定時間(5秒程?)グローは加熱されており、エンジンをかけないと、エンジンをかける意思は無しと判断し、電圧(加熱)を切ります。
一方、エンジンをかけると、エンジンが冷えている状態から、エンジンが温まり十分な着火が確保出来るまで時間(3分間)、電圧を加え続け加熱、その後、切ります。
時間以外にもエンジンの温度センサーも併用、制御しておりますが、冷温時からのエンジン始動では、温度が規定温度まで上がるよりは先に3分の時間制御の方で加熱は切れるようです。
一方、エンジンが十分温まった状態では、短時間でオフとなります。
スペースギアのグロープラグの制御は、上記のような、時間、および検出温度により、単純な電圧オンオフの制御を行っているようです。

グロープラグ不良の症状

グロープラグが正常な場合、冷温時のエンジン始動時、余熱ランプが消えた後、セルモーターを回すとエンジンは「♪グォン」でかかりますが、
グロープラグが不良(完全に切れたり、抵抗が増え、発熱温度が下ったりする)になるとエンジンは「♪キュルキュルグォン」という感じでセルモーターが数秒回転してエンジンがかかるようになります。また、始動時、不完全燃焼で、マフラーから煙が出ることもあります。 
気温の比較的高い時(経験上15℃以上位でしょうか)や、エンジンが温まっている際には、グロープラグが不良でも始動出来ますので、グロープラグ不良に気付くようになるのは、15℃を下回るような、秋〜冬にかけてからが主です。

グロープラグ交換は4本全取替えが基本

グロープラグは4本中1本が不良になっても、あまり変化が無く、気付かず、グロープラグ不良を疑うようになる頃には、すでに複数不良になっている場合が多いと思われます。
4本中、正常なものも劣化が進んでいる状態と思いますので、グロープラグを取り替える際には、4本全取替えが基本です。

グロープラグ良否の簡易判定

グロープラグの良否は、グロープラグを連結するグロープレートを外し、4本のグロープラグそれぞれの抵抗値を測るのが目安となります。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 01

[グロープラグプレートを外した状態]

完全に切れている(抵抗∞)ものだけではなく、中には微妙に(数オーム程度)抵抗値が増えた状態で発熱不足となっているものもあるので厄介です。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 02

抵抗値が疑わしいものは、グロープラグをエンジンより外し、ヒューズを介しバッテリーから電圧を供給、発熱部の状態をチェックすると良いのですが、素人では良否の判断は難しいと思います。

グロープラグは車体の生産時期により二種類が使われている。

前期モデル途中でセラミックグローからメタルグローへ変更
ディーゼル2800ccエンジン(4M4Oエンジン) スペースギア のグロープラグはセラミックグロー/メタルグロー 二種類あります。
1994年8月〜1996年5月に生産された「前期型」スペースギアのグロープラグは「セラミックグロー」が使われ、「前期型」の途中、97モデルから「メタルグロー」が使われております。

スペースギア - セラミックグロープラグとメタルグロープラグ型番

セラミックグロープラグ仕様:1994年5月〜1996年5月 
セラミックグロープラグ型番 ME200970 生産時期により ME201638

メタルグロープラグ仕様:1996年6月〜2004年8月 (車台番号が 02******〜09******)
メタルグロープラグの型番 ME201632 もしくは ME203754
当初、ガイシの部分が黒色のものでしたが、製造途中で赤色(ボッシュ製?)ものへと変更になっており、2014年現在流通しているものはガイシが赤色のものです。
価格は・・・以前は、1本、2,500円位でしたが、現在は6,000円(税込)弱です。

以上が、デリカスペースギア2800ccディーゼルエンジン(4M40エンジン)使用のグロープラグの基本情報でした。




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Cheeta(チーター)/韓国製の格安バッテリー

▶ in メンテナンス posted 2014.12.09 Tuesday / 07:56

予防でバッテリーの定期交換を実施

バッテリーがあがった訳でもないのですが、現在のバッテリーは3年使用使用した「再生バッテリー」、これから寒くなり、グロープラグなどでバッテリーを酷使する本格的な冬季を迎えるにあたり、そろそろ寿命、予防の意味もあり、デリカスペースギアのバッテリー交換することにしました。

今回も韓国製バッテリー

以前乗っていたデリカスペースギア(2800ccディーゼル〔非〕寒冷地仕様)は、95D31R相当のバッテリーが1つの仕様でしたが、先日譲り受けたスペースギア(2800ccディーゼル)は寒冷地仕様なので、80D26R相当のバッテリーを二つ積んでおります。
ここのところ、グロー全交換(訳あって2回)など、メンテナンスの出費も重なり、バッテリーは、経費削減の為、お値段重視ということで、ヤフオクやインターネットネット通販サイト等で安いものは無いかと捜しまして・・・、おそらく現時点で底値であろう格安・激安バッテリーを注文することにしまた。

以前の車両は、95D31Rでしたので、MAGMAと言うブランド(韓国製)の 115D31Rを使っておりました。
当時、ヤフオクで最安値のものでしたが、なんら遜色無く国産並みに使えておりましたので、今回、韓国製バッテリーに違和感はありません。

Cheeta(チーター)/ 85D26R 5,500円(送料込)を購入

今回は、送料/振込手数料等をトータルで考え、現時点で一番安く入手出来るであろう、Cheeta(チーター)/ 韓国製 85D26R 2個 合計 11,000円(送料無料※離島沖縄をのぞく)を amazonで発注し、翌日入手しました。

 ブランド Cheeta
 商品重量 18 Kg
 商品の寸法 25.8 x 17.2 x 22.2 cm
 製造元リファレンス 85D26R
 アンペア数 54 amps

Cheeta(チーター)?水前寺(^^)? 無名に近い、素性の知れないブランド名ですが、リチウムイオン電池などとは違い、普通の車載用バッテリー(鉛電池)の製造技術は成熟したものでしょうし、その分、品質も製品も安定したものだろうし、一応2年・4万キロ保証とうたっているし、日本製に特にこだわりは無いし、バッテリーは定期的に交換する消耗品、いざと言う時には、サブバッテリーも一応積んでるし、ブログネタに、冒険もいいかと、ポチりました(^^;)

バッテリー Cheeta 85D26R 02

箱の横に、Made in korea と書いてありましたので、おそらく韓国製では?と思いますが、このバッテリー あまり販売されていないのか、新参メーカーなのか、インターネット検索等でも殆どヒットせず、また、情報も無く、正直言って、素性がよくわからないといった感じです。
Cheetaの商標自体は、福岡にある株式会社 アルタスグラシアが2013年9月30日に出願を行っているようです。
株式会社 アルタスグラシア自体は商社のようなものと思いますので、韓国のどこかのメーカーに委託して作っているのもと思われます。
   


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