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− デリカ太郎日誌 −
道路特定財源暫定税率・自動車取得税と重量税
▶ in ニュースなど posted 2008.03.28 Friday / 09:23
陸の孤島宮崎県
私の住む宮崎市から隣の県の大分市まで行こうとしたとき、車で行くより宮崎空港から大阪空港経由で大分空港へ入った方が早いようです。
宮崎空港から宮崎県では有名な観光地高千穂に行くのに車で3時間半程度かかります。
感覚的には都心から神奈川を通り越して静岡の愛知に近い浜名湖辺りに行く感じでしょうか?
宮崎の東側は高速道路建設も思うように進んでおらず、また山間部はこれが国道?というような“酷道”も多く不便を強いられているのが現状です。
燃料が安くなるのは大いに結構なのですが、私達のような道路が完全に整備されてない地域もあるという事、まだまだこれから整備してゆかなければならない地域があるという事をどうかご理解頂きますようお願いいたします。
前置きが長くなりましたが、そうです今回は道路特定財源、暫定税率廃止のお話、その中でも自動車取得税と重量税についてのお話です。
暫定税率廃止に伴う自動車取得税と重量税の事
<自動車取得税>3月31日に自動車取得税は暫定税率期限切れとなりそうです。
自動車取得税については
暫定税率 取得金額の5%
本則税率 取得金額の3%
つまり2% 下がる?と考えて良いのだろうか?
3月登録と4月登録では300万円の車だと6万円の差が出ます。
グリーン税制の30万円駆除は無くなるという噂もネットで見かけましたがそれでもその分15,000円減っても45,000円の差?
今月登録予定の方は4月に登録延期を延ばしてよ〜とディーラーと交渉する方も多かったのではないでしょうか?
自動車重量税
自動車重量税に関しては4月末が期限切れだそうですがこちらはおそらくないかな・・1月あるし。与野党協議が合意できず、租税特別措置法改正案の衆院での再可決をしなければ、5月1日から重量税の暫定税率も失効する。
重量税の暫定税率導入が5月からになっているのは、年度末(3月末)は自動車の売り上げが多く、4月から税金を上げると駆け込み購入も加わって、電算化が進んでいなかった車検場の事務処理が追いつかなくなる恐れがあった為、分散させる目的で5月にずらした経緯があるそうだ。
現在の重量税額は、暫定税率の上乗せで2.5倍となっている。
価格にすると暫定税率廃止だと。
0.5tあたり 6,300円/一年 → 2,500円/一年になります。
デリカD51.5t〜2.0tだと 2t÷0.5t=4となり
4×6,300×3年車検=75,600円
4×2,500×3年車検=30,000円(暫定税率廃止後)
45,600円の差です。
取得税をと合わせると9万円程度違いますね。
スペースギア(2t〜2.5t)の2年車検で考えると・・
5×6300×2年車検=63,000円
5×2500×2年車検=25,000円(暫定税率廃止後)
38,000円もの差額が・・・。
車検有効年数 2年の場合
車両重量 暫定税率 本則 差額(円)
0.5トン 12600 5000 7600
1.0トン 25200 10000 15200
1.5トン 37800 15000 22800
2.0トン 50400 20000 30400
2.5トン 63000 25000 38000
3.0トン 75600 30000 45600
ん〜次の車検5月初めなので4月末に予約入れているんだけど・・どうしよう。
もし廃止になりそうなら、背に腹は変えられない、無理を言って5月にしてもらおうかしらんと真剣に考えたりもする。
しかしなぁ・・
なんだか変ですよね。不公平ですよね。
4月末と5月で38,000円も違うのって何だか不公平な感じもして腑に落ちません。
車検時に皆さん重量税を2年分先払い?している訳だから、車検残期間に応じて還付してくれれば良いのですが。
5月に重量税が下がって6月にまた上がったらどうなるのでしょう?
かけこみで数ヶ月前でも前倒しで車検受ける人もいるのでしょうね・・。
再び上がったら、追徴されるのかな?
いや、それはないでしょうね・・・
眠れなくなりそう(笑)
最後に
特定財源の一般財源化するのであればそれでも良いのですが、“必要な道路整備”はこれからも遂行して頂くようお願いしたいです。
以上は間違いがあるかも知れませんご指摘を。
この関連話題の続き→ 暫定税率廃止、車検と重量税
もし廃止になりそうなら、背に腹は変えられない、無理を言って5月にしてもらおうかしらんと真剣に考えたりもする。
しかしなぁ・・
なんだか変ですよね。不公平ですよね。
4月末と5月で38,000円も違うのって何だか不公平な感じもして腑に落ちません。
車検時に皆さん重量税を2年分先払い?している訳だから、車検残期間に応じて還付してくれれば良いのですが。
5月に重量税が下がって6月にまた上がったらどうなるのでしょう?
かけこみで数ヶ月前でも前倒しで車検受ける人もいるのでしょうね・・。
再び上がったら、追徴されるのかな?
いや、それはないでしょうね・・・
眠れなくなりそう(笑)
最後に
特定財源の一般財源化するのであればそれでも良いのですが、“必要な道路整備”はこれからも遂行して頂くようお願いしたいです。
以上は間違いがあるかも知れませんご指摘を。
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Comments
MORIMORI2008/04/09 09:17 PM
rst@モルエラン さん こんばんは
貴重なご意見ありがとうございます。
さーこれからという時に地方を切り捨てないで欲しい思いだけです。
rst@モルエラン2008/03/28 11:40 PM
初めまして管理人様。 日頃、有意義に拝見させて戴いています。
宮崎市から大分市まで、時間では空路を利用した方が速達であるのは必然と思います。鉄路も道路も直線距離で結ばれていません。
私の居住地である北海道では東北や九州、山陰などの“酷道”はありませんが、函館市<>稚内市では空路の方が速達の様です、極端な例ですが。
さて、道路特定財源の源泉である目的税と上乗せ税率についてです。元々は地方道路整備を進めるために特例的に設けられたものと私は理解しています。しかしながら、都市部の整備や大経済圏を結ぶ高速国道の整備が優先されたのではないでしょうか。車より熊の方が通行すると揶揄された道東道ですが、並行する国道や地方道に対して高額な料金を支払ってまで通行するか否か。移動に対して時間かコストか、どちらを選択するのか判断は分かれるところです。
自動車のほかに移動手段の限られる地方にとっては、道路整備や維持(除雪など)に必要な経費は確保して頂きたい所です。ゆえに、目的税のまま一般財源化する事は反対であると個人的には考えています。今回の「10年先まで約60兆」という整備計画に対して国民へ問題提起されているのではないでしょうか。東京湾や本州<>九週間に新たな道路は無ければならない物なのか。地方道の整備が優先されるなら(それが大都市であっても)暫定税率の維持もありです、しかし大型プロジェクト優先であるなら反対です。また、こうした目的税を一般税として規定し、切り捨てられてきた教育や福祉、環境対策に優先して充てるなら一般財源化へも賛成できるのではないでしょうか。
重量税と燃費も検討しSGからD5へ移行した私の個人的な想いです。
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