最新20記事リスト表示

当サイト内デリカ関連検索(画像も)

− デリカ太郎日誌 −

PD8W スペースギア エアコンガス漏れはここを疑え(1/2) 延命メンテ エアコンベルト交換とガス補充

▶ in メンテナンス posted 2025.05.03 Saturday / 05:56

スペースギアのエアコンが壊れました。
2回に分けて経過を報告予定です。
もしかすると、画像が見れないかも知れませんので、もし見れない場合以下のリンクからご覧ください。

PD8W スペースギア エアコンガス漏れはここを疑え(1/2) 延命メンテ エアコンベルト交換とガス補充

昨年(23年)秋口から、エアコンが冷えがかなり悪いので、リキッドタンク上の「サイトグラス」窓をチェックすると、ガスが不足しているようでコンプレサーが動くと泡だらけ・・・
季節は秋だし、来年、エアコンベルト交換含め、梅雨の前に(除湿=窓ガラス曇り防止の為に)修理すれば良いかなぁ〜と・・先送り。

先日、先延ばししていたメンテナンス:修理を行った。
ガスの漏れている場所を交換しないと根本的解決にはならないことは重々わかってはいるものの・・大がかりな修理になるだろうし。当然かなりの費用ももかかる。と先延ばし・・とりあえず簡単に出来る事から・・行った。(結果的には約二月ほどでエアコンガスは漏れてしまったようで、冷房が全く効かなくなってしまった。

エアコンベルト交換

昨年から 昨年、加速時などに回転を上げると滑り気味だったエアコンベルトを交換した。
4年程前に交換したものなので、それ程減りはないように見えたが、若干伸びているようにも見えたのは気のせいかな?
昨夏、ベルト滑り止め剤を塗布して、だましだまし使っていたので・・・。
スペースギアのエアコンベルトの交換はテンションプーリーの中央部の固定用ナット(14mm)を緩めた後、テンション調整ボルト(12mm)を上側から緩めて取り外すのですが、テンションプーリーの中央にあるボルトは、下からアクセス、コンデンサの樹脂製のシュラウド下部を外せば、14mmラチェットで簡単に緩めることが出来、ベルトの脱着は簡単。
この作業は、コンデンサの下部の樹脂製のシュラウドを外すのがポイント。、上からの作業は、無理 急がばまわれ。

テンションプーリー


首振りのラチェットハンドル+14mmソケットを使う。

テンションボルトの方は、インタークーラーをずらせば、12mmソケットレンチ(グロープラグと同じサイズ)に延長を数本連結して容易に調整出来ます。
作業自体は、難しくないが・・下から潜っての作業は、筋力の衰えと、腰の痛みに年々辛くなってきた自分。

低圧側バルブコアを交換した

エアコンの低圧側のバルブコアコアのキャップを外す時、一瞬だけ、プシュという音がしてたので、おそらくここからも少なからず「スローリーク」が発生しているとの疑いバルブコアを交換した。

ネット検索すると、ガスが残っている場合でもバルブコアを交換できる優れた治具?特殊工具?も「ストレート」で販売しているようですが。昨秋がら全くエアコンは効かなかったし、先日リキッドタンクの窓を見ても、全然ガスや液体が動いている様子が見えなかった、コンプレッサーー音もしなかった。
おそらくガスが抜けてしまったのでは?と、実車のバルブコアの頭をそっと押してみると、ほとんどガスは残ってない状態でした。

バルブコアを回す工具と、バルブコアのセットは事前にネットで購入していたので、交換した。

ガス漏れの可能性のある部分

もう一カ所、ガスの漏れているところは、だいたい想像が付く。
スペースギア 同型式のウイークポイントみたいなところで、リアエアコン操作部ユニットボックスを車体側配管と接続している部分だろうと思います。(エキスパンションバルブへの配管接続部)
以前乗っていた、同型式(PD8W-)スペースギアもこの接続部から漏れていたことがありますし、過去のBBSや、ネット上を見てもこのヶ所は多くのスペースギアでエアコンガスが漏れることはわかっています。

Oリングを交換すれば、漏れは治っるのでしょうけど・・・
どうやら現在乗っている2台目のスペースギアも同様の不具合のようです。 
構造上、振動が要因なのでしょうかね?(経年劣化でしょうけど)


デリカススペースギア エアコンガス漏れ箇所(リアユニットの配管接続部)

上の図は  デリカBBSの過去ログから

ネット検索で見つけましたが、以下のようなエアコンガス漏れも同様の原因でしょう。

事例1

事例2

勘合部近くに配管パイプの動きを抑えるような保持金具?を自作して付ければ少しは良くなるのかもが(BBSの知り合いでこれを自作している方もおりました。)
今は、暑くてやる気になれないので、涼しくなってから考えましょうか(^^;)

1月程でガスが抜けてきましたので、重い腰をあげて・・ようやく、リアユニット(エクスパンションバルブ部高圧・低圧 連結部フィッティング部)Oリングを手配、交換する予定です。
交換の記事は次回に分けて掲載します。

MB946604 SSA925C-050 6.3φ
 内径(Φmm)6.3 外径(Φmm)9.5 線径(Φmm)1.6
MR146634 SSA925C050B 13.8φ
 内径(Φmm)13.8 外径(Φmm)18 線径(Φmm)1.9
※ 各10個手配しました。

再確認すると・・リアエアコンの配管接続部に盛大にオイル(ガス)が漏れた痕跡が・・ダメだこりゃ(--;)
デリカススペースギア エアコンガス漏れ箇所(リアユニットの配管接続部)


Oリングの交換だけで済めばよいのですが・・。真空引きした後
、「エアコンガス漏れ止め剤 」(蛍光剤入) ドクターリーク」も2本入れました。
こういう映像見ると試してみたくなりますね。
Dr Leak 冷媒ガス漏れ止めのデモ動画 R1234yf仕様

R1234yfとR134aは、どちらもカーエアコンに使用される冷媒ですが、環境への影響が大きく異なり、R134aは地球温暖化係数(GWP)が高く、環境への負荷が大きい一方、R1234yfはGWPが非常に低く、環境に優しい冷媒のようです。

今回は、Oリング交換+ガス補充+ドクターリーク2本投入で試してみましたが、治っても結局どれが効いたのか?判別付きませんけど・・何度もやるの手間ですし・・(^^;)




エアコンガス補充

通常200ml缶 6缶は入るであろうところを、潤滑剤とガス200ml 5缶弱を補充した。
まだ、外気温が25℃位しかなく、外気導入で吹き出し部の温度はダイソーで買った円形のラフな温度計で測ると15℃くらい。
外部気温20度時でも15度と変わらず・・
外気温に関係なく、吹き出し温度が15℃という傾向は依然から感じていたので、吹き出しの温度が15℃に抑えら(制御)されているような仕様かも知れない。もしくは、エキスパンションバルブ部にある冷え過ぎ防止(凍結防止)の温度センサー(サーミスタ)が壊れてかけているのかも知れない。

贅沢は言わない・・外気温30℃で吹き出し温度15℃まで抑えられれば、「御の字」整備書の合否判定表を参照すると仕様通り(基準内)なので、スペースギアの冷房能力はこんなものかと‥判断。

冒頭にも書きましたが、Oリングの交換と ドクターリークの投入を行いました。
その話題は次回に。 しかし・・その後

今度は10日程(積算100Km程走行)で高圧ホースから漏れが発生、「ドクターリーク」は効果を確認することなく終わってしまった。

次回「スペースギア エアコンガス漏れ修理(2/2) Oリング交換+Dr.Leak(ドクターリーク)2本」で記載。




参考動画「Classic Car&Bike Studio」より


以下の動画は Youutbeチャンネル「Classic Car&Bike Studio」からです。
(トランプ氏嫌いですが・・)「アメ車」は好きでして、昔、良く見てたチャンネルですが、エアコンのガス補充についての動画です。

この映像もそうですが、他車エアコンの低圧・高圧バルブの位置を見る度、スペースギアのメンテナンス性は最悪と感じます。
何をするのも 始めの一歩は、インタークーラー外しからがらですからね。それにツインバッテリー仕様の場合さらに外すしかなく・・。
それでも高圧バルブの位置は手も入らない位置だし・・。トホホ

カーエアコンガス補充


間違いだけけを正す。
匠のガスチャージ。
簡単で確実!

アメ車以外の旧車・新車
カーエエアコンの仕組みは 全車共通
正しいガスチャージの方法 本気で伝授します!


(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。



デリカスペースギアとは関係ありませんが・・作者のPR(^^)
Youtube MORIMORI

〜 デリカスペースギアブログ(デリカ太郎日誌) | PD8W スペースギア エアコンガス漏れはここを疑え(1/2) 延命メンテ エアコンベルト交換とガス補充 〜
 

Comments

Comment Form







デリカスペースギアページへ戻る



PAGE TOP