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SGの基本レイアウトは「フルタイム4WD」
4WD走行をしない人もメンテナンスをお忘れなく
スペースギア(SG)に搭載されているスーパーセレクト4WD(SS4)は、2WDと4WDを切り替えることができます。また、4WD走行時には、センターデフをロックしたり、副変速機で、HIとLOWの切替ができるため、オフロードでの走破性も頼もしく、これらを行っているのが、「トランスファー」です。
4WD車でも、フルタイム4WDのみの設定の乗用車には、トランスファーは搭載されていないので、メンテナンス箇所としてはマイナーな部分ですが、デフやミッション同様に、定期的なメンテナンスが必要です。
2WD走行ばかりで、4WDに入れない人も、大事な駆動を伝える場所ですから、メンテナンスをお忘れなく。
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<用意したもの>
■メーカーが指定しているギアオイルは、SAE75W/80W(GL−4)となっています。
私は、デフオイルや、MT車のミッションオイルと同じ銘柄のオイルを共用していますので、75W−90(GL−5)という、マルチグレードのギアオイルを使用しています。
■工具等は、24ミリのめがねレンチ、ドレンパッキン(2枚)、廃油受け、ウエスと、オイル注入容器
デフオイル同様に、トランスファーオイルも、抜くのは簡単ですが、入れるのに苦労します。何らかの方法で、圧送する必要があります。私は、空気入れで使える、自作の圧送注入器を使用しますが、専用の器具がない場合には、空のシャンプーボトル(ポンプ付)でも代用可能です。
オイル圧送容器の自作
(クリックするとページが開きます)
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<作業手順>
■トランスファーオイルやデフオイルなどのギアオイルは、エンジンオイルに比べると粘度がありますので、少し暖気しておいたほうが、効率よく交換できます。但、駆動系ですので、停車してアイドリング状態では、回りませんので、少し走行後のほうがいいでしょう。(あまり高温にすると作業時にやけどするので注意)
■トランスファーは、ミッションの後部にありますので、車のほぼ中央部にあります。車の下にもぐっての作業となります。ジャッキアップして車の下にもぐるときには、安全のために必ずウマを使用してください。また、デフオイルの交換同様に、車体を平らな状態にしておいた方がよいので、できれば、ジャッキアップ無しで作業した方がいいです。SGの場合、車高が高いので、ちょっと狭いですが、ジャッキアップしなくても、作業は可能です。運転席の後ろ側、サイドステップのないところから、車の下に出入りできます。
■最初に、トランスファーのフィラープラグ(注入口)を緩めます。いきなりドレンプラグを緩めてはいけません。万が一、フィラープラグが緩まないときには、先にオイルを抜いてしまうと、その後で車を動かすことも出来なくなるので、用心して、フィラーが緩むことを確認しておくのです。
フィラーは、トランスファーの後ろ側、上のほうにあります。使用工具は、24ミリ。硬く閉まっていて、固着している場合もあります。
■フィラーが緩んだことを確認した時点で、完全に開けてしまわず、手で緩めることができる程度の状態にしておきます。(上から空気が入ると、ドレンを外した時点でオイルが勢いよく飛散するので、その予防策)
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■次に、ドレンプラグを緩めて、古いオイルを排出します。ドレンプラグは、トランスファーの真下ではなく、サイド(助手席側)の下にあります。工具は24ミリで、フィラーと同じです。ドレンプラグには、先端に磁石が付いていますから、オイルの中に浮遊している鉄粉がびっしりと付いているかもしれません。ウエスで拭き取ります。
排出されるオイルの勢いが弱くなったら、フィラーを外して、最後までオイルを排出させます。
■ドレン、フィラープラグともに、パッキンを交換します。どちらも同じサイズです。
■ドレンプラグを締めます。
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■オイルの注入方法ですが、上からの自然落下方式では入れることが出来ないので、何らかの方法で、下から上に圧送する必要があります。
◎私が使っている自作の圧送容器は、空気入れで容器の上から空気を押し込むと、圧力が掛かって、容器の下からホースの中をオイルが流れて出て行く仕組みです。空気入れでは、車体の下で押し込むのが大変ですから、シガライターのソケットから12Vの電源を取って動く、ベビーコンプレッサーを使っています。短時間でオイルが注入できるので、非常に便利です。
◎械式のポンプでも、手動ポンプでも構いませんが、なければ、シャンプーボトルの空容器で代用可能です。(ちょっと根気のいる作業です)
■トランスファーオイルの規定量は、2800DT/3000V6車では、約2.5リットルですが、全量に近いオイルが抜けたことはありません。結構中に残ってしまいますので、正確に測っても意味がありません。車体が平らな状態にあることが条件ですが、適量は、フィラーから指を入れて、指先にオイルが付着する程度。つまり、入口からこぼれるすれすれまで入れればいいのです。下に廃油受けを用意しておいて、こぼれるまで入れます。入れすぎたオイルは、こぼれて出てきますから、問題ありません。
■オイルが入ったら、フィラープラグを締めて完了です。
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※この記事を読んで、DIYで作業される場合は、あくまで自己責任でお願いします。
万が一トラブルが発生しても、当方で責任は負えませんので、ご了承願います。
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