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警告灯点燈せず、オルタネーター不良 電圧計監視で発覚

▶ in トラブル posted 2021.12.27 Monday / 01:19

今日、夜、駐車場に車を停める際、ふと車内の電圧計(デジタル電圧計)を見ると、バッテリー電圧が12.0V程度しかない。
オルタネーターが正常ならアクセルを煽ると電圧は上がるものだが、全く変化しない。

(スペースギアに純正装備された3連メーター内のアナログ電圧計は、アバウトすぎるので、当方はバッテリー電源とACC電源電圧を常時監視出来る二連のデジタル電圧計を装着しております。)

オルタネーターが発電していないように思える。

通常はオルタネーターが不良になると、インパネ内コンビネーションメーターのバッテリー、AT、燃料フィルター警告灯がうっすら点灯するはずなのに点灯していない。
なんでだろ?
もしかすると、オルタネテーターは、完全に臨終してはおらず、電圧が下がった状態を維持、警告灯が点灯するまでに至らないのかも知れない。

キースイッチをオンにするとインパネ内コンビネーションメーターの「バッテリー警告灯」は一時的に点燈するのでで球切れではないことは確か。(ちなみにLEDとかには交換していない純正球)

デリカBBSを参照、過去の事例を参考にして、一応、エンジンルーム内のリレーボックスの一番奥にある「オルタネーターセフティーリレー」(下部回路図上ではオルタネータリレーと表記されているもの)(中身は47Ωセメント抵抗と0.5A程度の整流ダイオード)も、取り外し外部電源で通電チェックをしたが問題無し。
(そもそもバッテリー警告灯が球切れしていなければこの回路も必要無いと思われます。)
セメント抵抗の変色もないし、こんな単純なものが、壊れるととは到底思えないのですが、過去のBBSを見ると別の症状で交換して良くなった事例もあったようなので、念のため一応確認。
インパネの警告灯と単純な回路のこのリレー?が同時に壊れることはまず考えられない。
抵抗が切れていた とか ダイオードが断線していたとかの報告は見つけられなかったので、おそらく、たまたま接触不良していたものが抜き差しで良くなったというものではないのかなぁー?。

オルタネーターのベルトも11月に交換したばかり、ベルトの張りも確認済。

バッテリーは今年4月に2個共交換したばかりなので問題ないと思う。
今日、出がけには、アフターグローが終わると13V程度はあったと思うので今日、不良になったようです。
近場での不良発覚とは言え、夜の走行に付き、前照灯などで電力を使うのでヒヤヒヤものでした。

翌朝、バッテリーの電圧を確認すると、電圧が12.2Vまで下がっている事より、オルタネータからバッテリーへ充電電流が流れていないことがわかる。

こうなって来ると、オルタネーターの不良に絞られて来る。
そういえば、数日前、いつもは走行時最大14V程の電圧が高め(15Vを超えていた)であったのはオルタネータ内部のレギュレーターが壊れる前兆だったのだろうか?

オルタネーターはリビルド品、約5年で壊れた

現在のオルタネーターは約5年前に自分でリビルド品(ヤフオク落札・コア返品不要の品)に交換したもの。
約4万キロ程度しか走っていないので壊れるのには少し早すぎるような気もするが、実はその前に交換したリピルト品は僅か半年で壊れた経緯もある。(警告灯が点灯しだしたので1年保証で無償交換)

オルタネーター点検の為の資料

4M40エンジンオルタネーター周辺回路図
回路図


オルタネーターセーフティーリレー
リレーと言えど、中身は47オームのセメント抵抗と0.5A程度の整流用ダイオードで、インパネの警告灯が切れた際のフェールセーフ回路みたいなものかと思います。

  関連リンク(デリカ画像BBS)
オルタネーターセーフティーリレー


4ALさんの発言を引用しておきます。

オルタネーターリレーについて  4AL - 2007/06/01(Fri) 23:08 No.1840

こんばんは。とりあえず参考に・・・

リレーと名前が付いていますが、実際は抵抗とダイオードが直列につながったものがリレーパッケージに入っているものです。
なぜいるのかですが、これはオルタネーターが同期発電機であることに起因しています。同期発電機は回転軸に付いたコイル(回転軸コイル)に直流電流を流して回転させることによって3組の固定コイルから3相交流を発生させるものです。(発電所の発電機と基本は同じものです)
エンジン始動時にはオルタネーター内には電源となるものがないので、キースイッチのON位置から通電されるIG1系統から「充電警告灯を通って」L端子−回転軸コイルに電源を供給します(したがって充電警告灯が点灯する)。その状態からエンジンが回って回転軸コイルが回転すると3相交流を発電・整流しバッテリーを充電することになります。一度発電を始めればバッテリーに送る電流の一部を分岐しレギュレーターでコントロールすることにより発電量を調整させるべく回転軸コイルに供給するので(十分に電圧が上がりキースイッチのIG1系統とほぼ同電圧になれば警告灯に電流が流れなくなるので充電警告灯が消灯する)、回転が止まらない限り発電し続けることになります。要するに呼び水が必要なのです。

元に戻り、上で「充電警告灯を通って」と書きました。警告灯だけでも実用上は問題ないのですが、あくまでも電球なので球切れがあります。球切れだけで発電できなくなるのではあまりにもお粗末なので、その補償用としてオルタネーターリレーを並列に入れてあるのです。警告灯電球3.5Wで12.8Vの場合内部抵抗は46.8オームとなりオルタネーターリレーとほぼ等価となります。このときL端子へ流れる初期電流は12.8Vでは合計で530mAとなります。
オルタネーターが元気なうちは問題になりませんが、発電能力が落ちてきてバッテリー側の電圧が高くなるとバッテリーから充電警告灯経由で電源が回転軸コイルに供給されるようになるので充電警告灯が点灯します。このとき、警告灯・オルタネーターリレーの両方が生きているとより多くの電流を回転軸コイルに流せるので、片方しかない場合に比べて多少なりとも発電能力を維持できる方向になると思われます。

メーター内ランプのLED化をされていると思いますが、充電警告灯をLEDにしてしまうとほとんど電流が流れないので、常にオルタネーターリレー側を使うことになり抵抗が焼けやすくなります。この時点でオルタネーターリレーは補償用ではなく常用になってしまうので、バックアップとしての意味がなくなります。
上記に書いたとおり充電警告灯は電球のままにした方がよいと思います。私はメーター内の表示灯類をLED化していますが、充電警告灯と燃料給油灯(レベルゲージユニットは可変抵抗のようなものなので)だけは電球のままにしてあります。

上記で使用している用語の一部には正式名称で呼んでいない部分がありますが、できる限りわかりやすく書いたつもりなのであしからず。長文失礼しました。


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スペースギア 2インチアップ用のビルシュタインショック

▶ in メンテナンス posted 2021.12.04 Saturday / 06:41

今年になって、リアに使用しているビルシュタインショック(2インチアップ用 F4-BE5-C687-M0)の右側がオイル漏れを起こしているようで黒く滲んでいたので交換すべくネットで探したのですが、2インチアップ用のものが見つからない為、やむなくノーマル車高用に2インチ分の延長ブラケットを追加して使用していた。
強度的にも心配だし、こういった使い方はしたくないのが本音。
片側だけ延長は不自然だし見た目も悪いしね(^^;)

ビルシュタインB46-2110+2インチ延長ブラケット
ビルシュタインB46-2110+2インチ延長ブラケット

先日、2インチアップ用の未使用品(展示品だったようです)を 楽天ショップで見つけたので、即、購入し、交換しました。(送料込 8,000円程でした。)
手で押し込んだ感覚・印象は、ノーマル車高のものより若干固い印象を受けた。

ビルシュタインB46-2110+2インチ延長ブラケット比較
F4-BE5-C687-M0 B46-2110+2インチ延長ブラケット比較


2インチアップ対応のビルシュタインショックは、以前デリカを扱う4駆ショップ等で2-3インチ程度のコイル+強化トーションバーとセットなどで販売されていたようですが、今はネット検索しても出て来ませんので入手出来ないのだろうと思います。

2インチアップ用 前 F4-BE5-C686-M0
 最小長305mm 〜最大長395mm ストローク幅90mm
2インチアップ用 後 F4-BE5-C687-M0
 最小長420mm 〜最大長630mm ストローク幅210mm(実測値)
 ※上記はECS無し対応。

ビルシュタインはオーバーホールも出来ると聞きました。
ネットを検索すると、あるページでは
減衰力固定式 B6/B8/B12/B14 ¥13200円より となっておりました。
スペースギア2インチアップの料金は分かりませんが、「絶版」なのでOHもアリなのかも知れませんね。


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