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燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)より軽油漏れ、リビルド品へ交換

▶ in メンテナンス posted 2015.01.20 Tuesday / 20:29

2014年12月半ばころより、振動を伴うエンジン再始動

グロープラグ交換後、寒い朝でもセルを回せば「♪キュルグォン」でかかっていたのですが、12月半ば頃よりエンジンは十分温まっている時にエンジンを再始動する際、一回目の数秒のセルでかからなかったり、車体(エンジン)が振動するような状態で、ぐずったように始動することが何度かありました。
朝一、エンジンが冷えている様態ではこのようなことはありません。

燃料噴射ポンプ不良? 噴射ノズルあたりの不良?かなぁ〜と 思いつつ・・そんなこんなで、半月程経過・・・

12月末・燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)部より燃料漏れ発見

2014年12月31日午後、同市内、実家の駐車場に駐車していた自車のエンジンの下あたりに、半径20cm程の軽油漏れ後を発見、30秒間隔くらいで、アンダーガード下部の穴から軽油の雫が滴り落ちておりました。
ボンネットフードを開け、インタークーラー バッテリーを外し(2バッテリー仕様は結構大変な作業)、パーツクリーナーで軽油らしきものを一度洗い流し、漏れ部を確認。
エンジンをかけると、燃料噴射ポンプ後部(噴射ノズルへのパイプにつながる四角いデリバリーブロックと燃料噴射ポンプ本体の接合部)あたりよりにじみ出てきて、漏れた燃料は下にあるエアコンコンプレッサー部を伝いアンダーガードへ落ち、外部へと漏れ出ているようでした。

■燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)軽油漏れ 01

[燃料噴射ポンプ]


■燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)軽油漏れ 02

[軽油漏れ部拡大]


軽油の漏れは、エンジンを切り、しばらくすると収まるようで、燃料の圧縮圧が下るからか、止るようです。
一月程前にアンダーガード付近の作業をした際には、軽油の漏れには気が付きませんでしたので、おそらく漏れは12月になってから始まったのだろうと推測します。

参考まで、車に装着されていた燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)は、三菱型番 ME202434(ゼクセル型番:104741-3490)。

ご存知のように、スペースギア2800ccディーゼルエンジン(4M40)の燃料噴射ポンプは、Oリングの劣化より、寒冷時エンジン始動できなかったり、走行中にエンストを起こしたりするメジャートラブルがあります。

2014年9月に譲り受けたこのスペースギアは、14万キロ走行、上記メジャートラブル無く、「当たりの燃料噴射ポンプ」でしたが、別のヶ所のパッキン劣化による燃料漏れの不具合が先に出てしまったようです。

リビルト品(リンク品)の燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)へ交換

年式的に、先に書いた燃料噴射ポンプのメジャートラブル(Oリング)含め、各所の劣化が進んでいると思いますし、リビルト品の燃料噴射ポンプが、8万円程度で流通している今の内に交換しておいた方が懸命かなぁと考え、三菱ディーラーでリビルト品の燃料噴射ポンプへ交換してもらうことにしました。
※リビルト品の価格は、需要と供給、市場原理で変動すると思います。これから先、まだまだ、安くなるかも知れません、逆に品薄になって再び高くなってしまうかも知れません。

故障発覚が、12月31日、あいにくディーラー(宮崎三菱自動車販売株式会社)は年末年始の休業期間、年明けの営業は1月6日からなので、6日までは万事休すでした。
車は動かないこともないですが、軽油と言えども燃料漏れ、自走は大変危険、ローダー(積載車)を手配しディーラーへ搬送するしかありません。

保険の「ロードアシスト」で故障車搬送、特約でレンタカーも手配してもらいました。

私が加入している保険の「ロードアシスト」は、自宅駐車場での故障(法律等で自走出来ない場合のみ)もサービス対象でしたので、5日、保険の代理店に、燃料漏れで故障、ロードアシストを使いたい旨、6日に三菱ディーラーに車を搬送してもらうかも知れない旨、事前連絡をとりました。
私の契約している保険の「ロードアシスト」は車を事故・故障等で搬送した際、修理期間のレンタカーも無償で手配してくれるサービスも付帯しているので、搬送日には、保険会社代理店が手配したレンタカー屋さんより電話があり、車(トヨタのアクア)を、自宅まで届けてくれました。
(レンタカー貸出期限は、事故で修理の場合最大30日、故障で修理の場合15日です。)
故障した日のタクシーなどの交通費は5万円まで、修理完了時の車の搬送・引取りの交通費等は10万円まで出ます。
毎年払ってばかりの保険、入ってて良かったと思った瞬間でした。
 
ちなみに、私の契約している保険で使えるレンタカーは、一日7,000円までです。燃費のいいハイブリッド車を希望、トヨタの「アクア」にしてもらいました。

宮崎三菱自動車販売へ修理依頼

1月6日朝、宮崎三菱自動車販売に症状等をFAX後、入庫の連絡を取り、保険会社にTEL、手配してもらったローダーで車を持ち込みました。

1月7日午後、宮崎三菱自動車販売より連絡あり、作業を急がせ、確認等怠ると困るので(前車のスペースギアの時の燃料噴射ポンプ修理の際、作業ミスや、調整不良の繰り返しで妥協、懲りてるので)、デリケートな部分に付き、修理が完了しても、朝の冷温時の始動状態の確認等、多少時間がかかって良いから、十分チェックを行って欲しい旨を伝えました。

見積もり:リビルト燃料噴射ポンプ・燃料フィルター交換で、合計142,000円

1月9日午後、三菱自動車販売より見積もりのTELあり、リビルド燃料噴射ポンプ(78,000円)・Oリング(エンジン本体接合部等のものと思われる。)・燃料フィルター(燃料噴射ポンプも新しくなるので交換が理想)+技術料(工賃)で142,000円との事。

■燃料フィルター

[燃料フィルター]


燃料フィルターはご覧のようにオイルフィルターと同じような形状のもので、燃料噴射ポンプ交換と同時に作業した場合、時間もかからない(0.5時間以下?)と思いますので、今回の技術料は燃料噴射ポンプ交換が殆どを占めるかと思います。
燃料噴射ポンプ交換工賃5万円以上は、BBSの過去の書き込み等参照しても、相場より高い気がしますが、(だからと言って他に出すところは無いので)、作業を進めてもらうよう指示。
修理には概ね、1週間前後かかるとの事。

途中、一度TELあり、作業にもう少し時間が必要との事。
日にちはかかってもいいから、完璧に修理してもらうよう返答。

1月16日夜 宮崎三菱自動車販売よりTEL 作業完了、軽油・オイル漏れ等無いか、最終的なチェック後、明日(17日)18:00に引渡し出来る予定との事。

1月17日午前、保険会社代理店に連絡、修理完了の旨伝え、レンタカーは三菱自動車販売営業所に引き取りに来てもらうことにした。

初歩的な作業ミスに、宮崎三菱自動車販売(ディーラー)の品質レベルを実感

三菱ディーラーにレンタカーで引き取りに行きました。修理代金は、部品+技術料(工賃)税込 140,000円でした。

明細

作業中にラジエーターアッパータンクの小さい方のホース接合部に、負荷をかけたようで破損したらしく、問題なき様、補修修理対応した旨の説明がありました。

■ラジエーター補修部

[ラジエーター補修部]


スペースギアのラジエーターアッパータンク部は経年劣化で、もろくなってしまっていることは、前の1号車、過去のBBSの書き込みで知っていたので、問題なきよう補修たということでしたので、しょうがないのかなと承諾。

修理代の支払いを済ませ、車をディーラーの駐車場から道に出そうとステアを切った瞬間に「グォーー」という異音が車内に響きわたる。

ディーラーの数軒先にディスカウントショップの駐車場があったのですぐさま入り、ステアを切って音を再確認すると、やはりステアリングを切るととても乗ってられないような「グォーグォーグォー」音が。
すぐさまディーラーへ引き返し、ディーラー駐車場内で、整備フロント担当者に同乗してもらい、症状を確認。

奥にある整備場に入れ、チェックしてもらうこと15分程。

故障原因:燃料噴射ポンプ修理の際、パワステオイルが減っていたのに気付き、パワステオイルを補充したとの事、本来なら、その後、エア抜きをしてしかるべきなのですが、エア抜き作業を怠ったようで、パワステポンプのオイルラインにエアをかんでしまい、今回の不具合が出たもの。エア抜きを行った後は、音も収まり、持ち帰りました。

当日は、夜の引き取りだった為、翌日、日中、交換した燃料噴射ポンプまわり含め、エンジンルーム内の目視チェックを行いました。

ラジエーター後部にある、樹脂製のカバー(ラジエーターシュラウド?)を固定しているビスが左右二本とも締め忘れ、緩んだ状態でした。

■閉め忘れのボルト

[ラジエーター後部カバーボルト締め忘れ]


こういった、初歩的な作業・確認ミスがあると、次回はディーラーを変えたいと誰しも思うところだと思いますが、残念ながら宮崎県内の三菱自動車のディーラーは、宮崎三菱自動車販売株式会社の一社しかなく、品質が悪くとも、ユーザーにディーラーを選ぶ選択肢は無い、三菱車乗りの実情・宿命となってしまっております。

検査体制など見直し、改善していただきたいものです。> 宮崎三菱自動車販売さん


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燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)より軽油漏れ、リビルド品へ交換

▶ in メンテナンス posted 2015.01.20 Tuesday / 20:29

2014年12月半ばころより、振動を伴うエンジン再始動

グロープラグ交換後、寒い朝でもセルを回せば「♪キュルグォン」でかかっていたのですが、12月半ば頃よりエンジンは十分温まっている時にエンジンを再始動する際、一回目の数秒のセルでかからなかったり、車体(エンジン)が振動するような状態で、ぐずったように始動することが何度かありました。
朝一、エンジンが冷えている様態ではこのようなことはありません。

燃料噴射ポンプ不良? 噴射ノズルあたりの不良?かなぁ〜と 思いつつ・・そんなこんなで、半月程経過・・・

12月末・燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)部より燃料漏れ発見

2014年12月31日午後、同市内、実家の駐車場に駐車していた自車のエンジンの下あたりに、半径20cm程の軽油漏れ後を発見、30秒間隔くらいで、アンダーガード下部の穴から軽油の雫が滴り落ちておりました。
ボンネットフードを開け、インタークーラー バッテリーを外し(2バッテリー仕様は結構大変な作業)、パーツクリーナーで軽油らしきものを一度洗い流し、漏れ部を確認。
エンジンをかけると、燃料噴射ポンプ後部(噴射ノズルへのパイプにつながる四角いデリバリーブロックと燃料噴射ポンプ本体の接合部)あたりよりにじみ出てきて、漏れた燃料は下にあるエアコンコンプレッサー部を伝いアンダーガードへ落ち、外部へと漏れ出ているようでした。

■燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)軽油漏れ 01

[燃料噴射ポンプ]


■燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)軽油漏れ 02

[軽油漏れ部拡大]


軽油の漏れは、エンジンを切り、しばらくすると収まるようで、燃料の圧縮圧が下るからか、止るようです。
一月程前にアンダーガード付近の作業をした際には、軽油の漏れには気が付きませんでしたので、おそらく漏れは12月になってから始まったのだろうと推測します。

参考まで、車に装着されていた燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)は、三菱型番 ME202434(ゼクセル型番:104741-3490)。

ご存知のように、スペースギア2800ccディーゼルエンジン(4M40)の燃料噴射ポンプは、Oリングの劣化より、寒冷時エンジン始動できなかったり、走行中にエンストを起こしたりするメジャートラブルがあります。

2014年9月に譲り受けたこのスペースギアは、14万キロ走行、上記メジャートラブル無く、「当たりの燃料噴射ポンプ」でしたが、別のヶ所のパッキン劣化による燃料漏れの不具合が先に出てしまったようです。

リビルト品(リンク品)の燃料噴射ポンプ(インジェクションポンプ)へ交換

年式的に、先に書いた燃料噴射ポンプのメジャートラブル(Oリング)含め、各所の劣化が進んでいると思いますし、リビルト品の燃料噴射ポンプが、8万円程度で流通している今の内に交換しておいた方が懸命かなぁと考え、三菱ディーラーでリビルト品の燃料噴射ポンプへ交換してもらうことにしました。
※リビルト品の価格は、需要と供給、市場原理で変動すると思います。これから先、まだまだ、安くなるかも知れません、逆に品薄になって再び高くなってしまうかも知れません。

故障発覚が、12月31日、あいにくディーラー(宮崎三菱自動車販売株式会社)は年末年始の休業期間、年明けの営業は1月6日からなので、6日までは万事休すでした。
車は動かないこともないですが、軽油と言えども燃料漏れ、自走は大変危険、ローダー(積載車)を手配しディーラーへ搬送するしかありません。

保険の「ロードアシスト」で故障車搬送、特約でレンタカーも手配してもらいました。

私が加入している保険の「ロードアシスト」は、自宅駐車場での故障(法律等で自走出来ない場合のみ)もサービス対象でしたので、5日、保険の代理店に、燃料漏れで故障、ロードアシストを使いたい旨、6日に三菱ディーラーに車を搬送してもらうかも知れない旨、事前連絡をとりました。
私の契約している保険の「ロードアシスト」は車を事故・故障等で搬送した際、修理期間のレンタカーも無償で手配してくれるサービスも付帯しているので、搬送日には、保険会社代理店が手配したレンタカー屋さんより電話があり、車(トヨタのアクア)を、自宅まで届けてくれました。
(レンタカー貸出期限は、事故で修理の場合最大30日、故障で修理の場合15日です。)
故障した日のタクシーなどの交通費は5万円まで、修理完了時の車の搬送・引取りの交通費等は10万円まで出ます。
毎年払ってばかりの保険、入ってて良かったと思った瞬間でした。
 
ちなみに、私の契約している保険で使えるレンタカーは、一日7,000円までです。燃費のいいハイブリッド車を希望、トヨタの「アクア」にしてもらいました。

宮崎三菱自動車販売へ修理依頼

1月6日朝、宮崎三菱自動車販売に症状等をFAX後、入庫の連絡を取り、保険会社にTEL、手配してもらったローダーで車を持ち込みました。

1月7日午後、宮崎三菱自動車販売より連絡あり、作業を急がせ、確認等怠ると困るので(前車のスペースギアの時の燃料噴射ポンプ修理の際、作業ミスや、調整不良の繰り返しで妥協、懲りてるので)、デリケートな部分に付き、修理が完了しても、朝の冷温時の始動状態の確認等、多少時間がかかって良いから、十分チェックを行って欲しい旨を伝えました。

見積もり:リビルト燃料噴射ポンプ・燃料フィルター交換で、合計142,000円

1月9日午後、三菱自動車販売より見積もりのTELあり、リビルド燃料噴射ポンプ(78,000円)・Oリング(エンジン本体接合部等のものと思われる。)・燃料フィルター(燃料噴射ポンプも新しくなるので交換が理想)+技術料(工賃)で142,000円との事。

■燃料フィルター

[燃料フィルター]


燃料フィルターはご覧のようにオイルフィルターと同じような形状のもので、燃料噴射ポンプ交換と同時に作業した場合、時間もかからない(0.5時間以下?)と思いますので、今回の技術料は燃料噴射ポンプ交換が殆どを占めるかと思います。
燃料噴射ポンプ交換工賃5万円以上は、BBSの過去の書き込み等参照しても、相場より高い気がしますが、(だからと言って他に出すところは無いので)、作業を進めてもらうよう指示。
修理には概ね、1週間前後かかるとの事。

途中、一度TELあり、作業にもう少し時間が必要との事。
日にちはかかってもいいから、完璧に修理してもらうよう返答。

1月16日夜 宮崎三菱自動車販売よりTEL 作業完了、軽油・オイル漏れ等無いか、最終的なチェック後、明日(17日)18:00に引渡し出来る予定との事。

1月17日午前、保険会社代理店に連絡、修理完了の旨伝え、レンタカーは三菱自動車販売営業所に引き取りに来てもらうことにした。

初歩的な作業ミスに、宮崎三菱自動車販売(ディーラー)の品質レベルを実感

三菱ディーラーにレンタカーで引き取りに行きました。修理代金は、部品+技術料(工賃)税込 140,000円でした。

明細

作業中にラジエーターアッパータンクの小さい方のホース接合部に、負荷をかけたようで破損したらしく、問題なき様、補修修理対応した旨の説明がありました。

■ラジエーター補修部

[ラジエーター補修部]


スペースギアのラジエーターアッパータンク部は経年劣化で、もろくなってしまっていることは、前の1号車、過去のBBSの書き込みで知っていたので、問題なきよう補修たということでしたので、しょうがないのかなと承諾。

修理代の支払いを済ませ、車をディーラーの駐車場から道に出そうとステアを切った瞬間に「グォーー」という異音が車内に響きわたる。

ディーラーの数軒先にディスカウントショップの駐車場があったのですぐさま入り、ステアを切って音を再確認すると、やはりステアリングを切るととても乗ってられないような「グォーグォーグォー」音が。
すぐさまディーラーへ引き返し、ディーラー駐車場内で、整備フロント担当者に同乗してもらい、症状を確認。

奥にある整備場に入れ、チェックしてもらうこと15分程。

故障原因:燃料噴射ポンプ修理の際、パワステオイルが減っていたのに気付き、パワステオイルを補充したとの事、本来なら、その後、エア抜きをしてしかるべきなのですが、エア抜き作業を怠ったようで、パワステポンプのオイルラインにエアをかんでしまい、今回の不具合が出たもの。エア抜きを行った後は、音も収まり、持ち帰りました。

当日は、夜の引き取りだった為、翌日、日中、交換した燃料噴射ポンプまわり含め、エンジンルーム内の目視チェックを行いました。

ラジエーター後部にある、樹脂製のカバー(ラジエーターシュラウド?)を固定しているビスが左右二本とも締め忘れ、緩んだ状態でした。

■閉め忘れのボルト

[ラジエーター後部カバーボルト締め忘れ]


こういった、初歩的な作業・確認ミスがあると、次回はディーラーを変えたいと誰しも思うところだと思いますが、残念ながら宮崎県内の三菱自動車のディーラーは、宮崎三菱自動車販売株式会社の一社しかなく、品質が悪くとも、ユーザーにディーラーを選ぶ選択肢は無い、三菱車乗りの実情・宿命となってしまっております。

検査体制など見直し、改善していただきたいものです。> 宮崎三菱自動車販売さん


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グロープラグを二度も交換 

▶ in メンテナンス posted 2014.12.15 Monday / 22:19

グロープラグとは・・

ディーゼルエンジンのグロープラグは、エンジンが冷えた状態の際、暖め着火を促す為に各シリンダーに装着された、電熱部品です。

デリカスペースギアディーゼルエンジン(4M40)のグロープラグ制御の概要

デリカスペースギアは、キーONで、グロープラグに電圧を加え加熱開始します。(プリグロー)
インパネ内にあるグロープラグが余熱中である事を示す「余熱中ランプ」が点灯、数秒で消え、エンジン始動可となります。
余熱中ランプが消えた後も一定時間(5秒程?)グローは加熱されており、エンジンをかけないと、エンジンをかける意思は無しと判断し、電圧(加熱)を切ります。
一方、エンジンをかけると、エンジンが冷えている状態から、エンジンが温まり十分な着火が確保出来るまで時間(3分間)、電圧を加え続け加熱、その後、切ります。
時間以外にもエンジンの温度センサーも併用、制御しておりますが、冷温時からのエンジン始動では、温度が規定温度まで上がるよりは先に3分の時間制御の方で加熱は切れるようです。
一方、エンジンが十分温まった状態では、短時間でオフとなります。
スペースギアのグロープラグの制御は、上記のような、時間、および検出温度により、単純な電圧オンオフの制御を行っているようです。

グロープラグ不良の症状

グロープラグが正常な場合、冷温時のエンジン始動時、余熱ランプが消えた後、セルモーターを回すとエンジンは「♪グォン」でかかりますが、
グロープラグが不良(完全に切れたり、抵抗が増え、発熱温度が下ったりする)になるとエンジンは「♪キュルキュルグォン」という感じでセルモーターが数秒回転してエンジンがかかるようになります。また、始動時、不完全燃焼で、マフラーから煙が出ることもあります。 
気温の比較的高い時(経験上15℃以上位でしょうか)や、エンジンが温まっている際には、グロープラグが不良でも始動出来ますので、グロープラグ不良に気付くようになるのは、15℃を下回るような、秋〜冬にかけてからが主です。

グロープラグ交換は4本全取替えが基本

グロープラグは4本中1本が不良になっても、あまり変化が無く、気付かず、グロープラグ不良を疑うようになる頃には、すでに複数不良になっている場合が多いと思われます。
4本中、正常なものも劣化が進んでいる状態と思いますので、グロープラグを取り替える際には、4本全取替えが基本です。

グロープラグ良否の簡易判定

グロープラグの良否は、グロープラグを連結するグロープレートを外し、4本のグロープラグそれぞれの抵抗値を測るのが目安となります。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 01

[グロープラグプレートを外した状態]

完全に切れている(抵抗∞)ものだけではなく、中には微妙に(数オーム程度)抵抗値が増えた状態で発熱不足となっているものもあるので厄介です。

スペースギア グロープラグ関連記事写真 02

抵抗値が疑わしいものは、グロープラグをエンジンより外し、ヒューズを介しバッテリーから電圧を供給、発熱部の状態をチェックすると良いのですが、素人では良否の判断は難しいと思います。

グロープラグは車体の生産時期により二種類が使われている。

前期モデル途中でセラミックグローからメタルグローへ変更
ディーゼル2800ccエンジン(4M4Oエンジン) スペースギア のグロープラグはセラミックグロー/メタルグロー 二種類あります。
1994年8月〜1996年5月に生産された「前期型」スペースギアのグロープラグは「セラミックグロー」が使われ、「前期型」の途中、97モデルから「メタルグロー」が使われております。

スペースギア - セラミックグロープラグとメタルグロープラグ型番

セラミックグロープラグ仕様:1994年5月〜1996年5月 
セラミックグロープラグ型番 ME200970 生産時期により ME201638

メタルグロープラグ仕様:1996年6月〜2004年8月 (車台番号が 02******〜09******)
メタルグロープラグの型番 ME201632 もしくは ME203754
当初、ガイシの部分が黒色のものでしたが、製造途中で赤色(ボッシュ製?)ものへと変更になっており、2014年現在流通しているものはガイシが赤色のものです。
価格は・・・以前は、1本、2,500円位でしたが、現在は6,000円(税込)弱です。

以上が、デリカスペースギア2800ccディーゼルエンジン(4M40エンジン)使用のグロープラグの基本情報でした。




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